mex

2022.01.16

以前日記に載せたBrian Enoのインタビューから、NFTアートに興味を持って調べているけどなんだかあんまりよくないビジネスだと思う。インターネットで閲覧可能である全ての作品がNFT化されている前提ならばいいのでしょうけど、現状は自分の作品を勝手にNFT化されてしまう危険性がありそう。

NFTアート登場以前だとそういったなりすまし行為に対して、自身のサインを忍び込ませたり、SNSで訴えたり、ECプラットフォームへ申し立てを行ったりでアーティストやクリエイターは対抗してきたと思うんですが。これはつまり閲覧・複製可能な作品を発表することに伴うリスクを承知していて、買い手も警戒や事前調査だったりが必要とされていたわけです。しかし、NFT化された作品については少なくともNFTマーケット内では信頼に足りうるものとして扱われる。自分の作品が他者によって無断でNFT化されマーケットに販売されることを防止したい場合、あらかじめ自身の作品をNFT化しておくしかない。多くのアーティストやクリエイターにとっては負担が増えただけだと思うんですが、どうなんでしょうか。

問題になってないのかなーと調べたところ以下の記事を見つけた。記事中にも「作品の真正性は保証できない」とはっきり書かれていて、プラットフォームの責任について言及しています。

loading