自分の音楽をサブスクで配信することを検討して、やめました。いろんな人に聴いてもらう有効な手段ではあるんですよね。プレイリスト文化とかもサブスクで育ったと思うし。
Apple Music で今年自分が聴いた音楽まとめみたいな機能があるんですが、自分の2024年12月18日時点で再生時間が41,129分でした。そして再生したアルバム数は2,044枚。だいたい年間で1アルバムにつき平均20分程度再生しているんですよね。もちろん、好きなアルバムは何度でも聴くし長い曲もあります。試しに聴いてみるか~ですぐ止めちゃうのもありますから、偏差は大きいと思います。この話はしたかっただけで、別に関係ないです。
Apple Music や Spotifyってめちゃくちゃ配信されてる作品が多いんですよね。双方とも1億曲以上、Bandcampはあんまりわからなかったですが、2013年時点で650万曲だったらしいです。今は10年以上経ってるので同じくらいなんじゃないでしょうか(適当)。その中から見つけてもらう手段ってSNS以外だとプレイリストとかプラットフォームのレコメンドとかになるんですが、Apple Musicってジャンル検索があんまりできないんですよね。というか大きいくくりでしか設定できない感じ。例えばREMとJune of 44がどっちもオルタナティブのジャンルに入ります。間違っちゃいないんですが、ジャンル検索するときは不便です。音楽性も全然違うし。Spotifyは現在使ってないのであんまわからないですが、似たようなもんだったと思ってます。Bandcampはタグ検索ができるのが便利なんですよね。Bandcamp Discoverなら地域で検索も可能。自分も作品を探すときはfield recordingタグとか、ambientタグとかで探したりします。オリジナルのタグも作成できるし複数つけることもできるので、このジャンルのファンなら聴いてくれるかなっていうのを配信する側が比較的自由につけることができます。自作品の分析を見ても結構Discoverからのアクセスあるんですよね。自分はXでリリースを告知するのをやめてしまったので、プラットフォーム内でユーザにリーチする手段があるかどうかは結構重要だなーと思っています。
あと、Bandcamp Dailyっていうメディアを持っているのも大きいですね。特定のジャンルだとマンスリーで記事が出るので、掲載を目指してタグをつけるのも手だと思います。自分も一度載りましたが、一ヶ月でfield recordingタグがついた作品がたくさん出ることはないだろう…Bandcamp Fridayがないなら尚更…へへ…というねらいは少しありました。本当に載ったときはビビったけど。
というわけで、サブスクで配信したとてユーザにリーチさせるのは(自分は)難しいかもという結論になったので一旦見送ることにしました。来年末にまた検討します。
Bill Orcuttが新作だしてたの今日知った。なんか…荘厳な雰囲気の中でギターがギャンギャン鳴ってるのウケますね。