mex

2021.05.20

ducks module patternのいいところはめちゃくちゃ単純でわかりやすいっていうのにある。弊社のアプリケーションでも採用していてまぁうまくいっている。redux-toolkitのcreateSlice関数同様、ポータブルに扱えるのは機能を優先できるので重宝されるのだと思う。

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気になるところをあげるとするならば、あまりにもわかりやすくて簡単なので本来propsで渡せばいいのにわざわざstoreを経由していたり、ReactのContext APIで解決できるシーンでstoreをつかって結果としてContext APIを使うためのノウハウなんかが身につかないとかです。前者はレビューで指摘すればいいし、後者はContext API使うのを諦めたらいい。

Context APIは使用するコンポーネント(Consumer)を明示的に制限できるのが利点。これreduxのstoreに置くのは大袈裟だよな〜っていうstateを管理するのに使えるんですが、結構考慮することが多くて、弊社のアーキテクト的な人もあんまり理解できていないと思う。

余談ですが、Context API vs Reduxみたいな記事でContext APIは簡単!ProviderとuseContextわかれば使える!ってたまに見かけるんですが、前述のとおりContext APIをreduxのように使うのはいろいろと考慮が必要なのであれは嘘です。