mex

2023.03.31

ようやく3月が終わりますね。なんかスゲー長かった気がする。

最近は珍しくヘヴィな音楽を聴いています。マスコア(Mathcore)とかPost-Metalって呼ばれるようなジャンルが主です。

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The Dilinger Escape Planです。残念ながら2017年に解散してしまったんですが、いやー本当にいい。以前聴いた時は3rdアルバムのIre Worksが好きだったんですが。いまはこの4thですね。一曲目がめちゃいいんですが、これはMVがありますので観ましょうか。といってもメンバーが演奏してる様子が映っているだけですが。

メンバーはいま何やってるんでしょうね。ギターのBen WeinmanはMars VoltaやAlice In Chainsのメンバーと共にGiraffe Tongue Orchestraってバンドをやっているようです。カオティックというよりもプログレって感じでした。

 
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Cave Inの1stです。続く2nd、3rdはモダンヘヴィネスやスペースロック的なアプローチに転換し、4thでまたカオティックハードコアを基調とした音楽性に戻るんですが(ファン離れが酷かったらしい)、正直この1stが一番好きです。音も厚くなりすぎずドライブ感を保ちながら、唐突なブレイク、テンポチェンジで曲が次々と展開していく様は緊張感があります。時折挟まれるしっとりしたパートは2nd、3rdへの伏線だったんでしょうね。

 あと、自分はあまり好きじゃないんですが、4th〜最新作はマスコア、メタルコアに叙情性やサイケデリック、スペースロックなアプローチをブレンドしていて実験精神あふれるバンドなんだなーと思いました。2022年の新作ですが、ヴォーカルはシャウトは控えめに伸びやかに歌いあげる曲が多いです。

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2018年にベーシストが事故で亡くなってしまったり、古巣のレーベル、Hydra Headが閉鎖したりと不運が続いてるバンドですが、コンスタントに新作を出しているのはすごい。

 
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Russian Circlesの2ndです。この作品からBotchやThese Arms Are Snakesで活動していたBrian Cookがベースで参加していますね。Russian CirclesはギタリストMike Sullivanのミニマルなリフがもたらす独特な酩酊感とロマンチックな展開が好きです。あと三人の演奏が調和していて素晴らしいです。足りなくもなく過剰でもなく、耳にスッと入ってくるのが不思議ですね。

 Mike Sullivanが以前に参加していたDakota/Dakotaはかなりマスロックなんですが、こちらもお薦めです。雰囲気全然違いますけどね。

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去年出したは新作は正直好きじゃなかったです。Cave Inもそうなんですが、近年のKurt Ballou(Convergeのギタリスト)プロデュース作品は音が分厚すぎるように感じてあまり手が伸びないんですよね。まぁこういう感じで聴かなかった作品が数日〜数年後にドンとくる経験を今までに何度もしているので気にしていないです。