当ブログを作り直しました。もともとはトップページがあって、そこから長文、好きな書籍の文章を載せているページ、自己紹介だったりに遷移できたんですが、もう日記ぐらいしか更新してないし、長文もここに書いちゃうので日記だけ残して全部削除しました。完全に個人ブログです。改めてよろしくお願いします。自己紹介は残そうか迷ったんですが、だいたい友人知人かSNSでゆるくやり取りしてる人たちしか見てないのと、そもそもsoundcloudとbandcampのリンクしか載ってなかったのでばっさり消した。次はデザインを変えようかな。SEOを気にして重たくならないように簡素にしてたんですが、飽きてきちゃった。せっかくだからzero runtime CSS in JSとか使いま…せん。もっと面白いやつ使おう。
イタリアの研究者、建築家でもあるNicola Di Croceの作品。2018年リリース。原子が本来の軌道からいきなり逸れ、他の原子に衝突し、その衝突が物質を形成する。この「いきなり逸れる」事象をClinemaenと呼ぶそうです。調和的でないものを目指すような習性がアーティストの根底にあるのかもしれません。脱線しました。
アメリカはワシントン州ワラワラのバンド、Chastity Beltの2ndです。2015年リリース、マジで今年関係ないですね。あまりギターポップなバンドは普段聞かないんですが、なぜかこのバンドはとても好きです。理由がよくわからなかったけど、さっきスーパーでお菓子を買った帰り途に1曲目を聴いていてあっこれYo La Tengoだと思いました。演奏が完全にYo La Tengoですね。最初のバッキングとリフも特に。あと、ヴォーカルの朴訥としていながら伸びのある声も好きです。リバーブのかかり具合もちょうどいい。
ニューヨークはブルックリン在住のドラマーで作曲家、Qasim Naqviの作品。2015年リリース。作曲はQasim Naqviで演奏はthe Contemporary Music Ensemble of NYU(ニューヨーク大学現代音楽アンサンブル)。どうやらQasim Naqviが用意したフレームワークの上で即興演奏をしているようなのですが、あまり現代音楽には明るくないので詳しくは本人のホームページを読んで欲しい。
上述の共演者の名から察することができると思いますが、Qasim Naqviはジャズの体系的な教育を受けているようで、彼のアコースティックなドラム演奏はDawn of Midiなるバンドで聴くことができます。このバンドは1stはフリージャズ、2ndはテクノやダンスミュージックのようなミニマルアンサンブルになっています。Radioheadの前座もやったことがあるらしい。
過去作はいくつか購入しているんですが、今作は趣が結構違っていて、牧歌的な一曲目のイントロにはびっくりしました。ドローン、アンビエントな展開もありつつ、時折、映画のワンシーンからサンプリングしたような音源が挿入されていて、より映像を連想させる作品になっています。過去作だとVoicing In Oblivionと近いように思えますが、今作はなんというかストーリーを感じました。