mex

 4日後に宅建を控えています。大詰めです。ようやく終わる……。正直他のことをやれなくもなかったんですが。やはり頭に引っかかってしまい、集中して取り組むのが難しかったので、ストレス解消のためのウォーキング以外は全てやめていました。とにかく受かってスッキリしたい…。
 話を変えます。ジャック・クレイトン監督「回転」を観ました。宅建の勉強のために一旦全部やめてたってさっき書いてなかった?1961年のホラー映画です。いわゆるショッカーと呼ばれるようなシーンはほとんどない。亡くなったはずの従者が窓の外から覗き込んでくる描写くらいです。あとは荘厳な屋敷の中でなんか不気味って雰囲気がずっと続きます。幽霊も素直。ドアが勝手に閉まるとか、声が聞こえるとか、いないはずのところに人がいるとか、いると思ったらいないとか。それくらい。
 最後に主人公が男の子に憑いている幽霊の名前を叫ばせるんですが、悪魔が名前を知られると、知られた相手に対して服従しないといけないからっていうカトリック教会のエクソシスムに倣っているんでしょうね。劇中でこれを説明しないのがいい。説明しないことで、一連の幽霊騒ぎが主人公の妄想なのか、それとも本当に霊的現象なのか、霊的現象は起こっているが兄弟は憑かれていないのか(もしくは一方のみか)とか、観る側の態度を不確定なままにしておける。ほかにも示唆的な描写”だけ”があって楽しい映画です。

 9月が終わっていた。今年ももう90日を切っています。やばいな。とりあえず15日の宅建試験を終えればいろいろやれるかな…と思ったりしますが。
まぁとにかく頑張っています。自分にしてはまあまあ本を読んだ気がする。
 Kindle Unlimited で無料になっている。読みましょう。日本で行われている公的な人権侵害、入管法と外国人技能実習制度について被害者への取材を通して悲惨な現状、そしてなにが問題なのか、なぜなくならないのかを解説した本です。読後はかなり厳しい気持ちになりますね。今年、入管法の改正案(改悪案)が国会を通ってしまったのはかなり最悪だと思います。議員ってマジで何ができんだろう。
 
 哲学者の中島義道が差別感情について書き記した本です。正直あんまりいい本ではなかったなと思っています。差別は人間が行うことではあるんですが、最小単位で語ることを重視するあまり、制度として行われている差別を軽視しているような記述が目立ちます。また、自己批判を促すために紹介されている「逆差別」のロジックも現在では差別者当人が差別行為を正当化するために用いられてるシーンが多い印象。この本は2009年出版(文庫は2015)で、SNSやヤフコメがまだ問題になっていない頃に書かれた本なので、差別が大手を振って横行するとは考えてなかったんでしょう。読んでいて面白かったのは誇り、自尊心、帰属意識、向上心といった自己に対する肯定的感情と差別感情の関係性についての記述です。けど、なんというか、あくまでも自己批判のための本なのでこの考えを自身以外に向けるのは欺瞞だと思う。なんのこっちゃって感じですね。あんまりいい本ではなかったと書きつつまぁ面白かったです。
 
ようやく読み終わりました。中断して読んで中断して読んでを繰り返して2ヶ月くらいかかったのでは。恐怖のための技法、恐怖を探究しつづけた自伝、恐怖とは何かの考察、ごっちゃになっています。作者の恐怖に対する執着がむしろ怖かった。ネット怪談について書かれた2部は読むのがちょっとしんどかったです。正直、脚本の技法だけ知りたい人は1部と3部のちょっとを読めばいいと思う。映画好きな人ならもっと楽しめるんだと思います。
 
ほいじゃ最近聴いてる音楽も貼ります。
アンビエントフォークの旗手。Grouperの最新作です。最新作と言っても2021年の作品なんで、いまさらって感じなんですが、自分は別に新譜を熱心に追うタイプではないので多々ある。以前はあんまりピンと来ていなかったんですが、なんか最近聴くとかなり良かったです。特に一曲目、耳が痛くないノイズの向こうでぼんやりと音が揺れ動くのが聴いていてわくわくします。
 
Grouperの別名義らしいです。知らんかった。フォーキーさは減退しつつもドリーミーさが増している印象。スケールがデカい。もうスケールがデカいくらいしか書くことがない。デカすぎる。フィールドレコーディングの要素もありますね。
 
Zimounなる謎のギタリスト。ギタリストというか、どうやらギターを弾いているわけでは?ない?のかな。
Video preview
ほう…?という感じ。内容は爽やかなドローンです。他の作品も良かったのでおすすめ。
 
Jason Moranとか久しぶりに聴いた。不思議なジャズ?レーベル、Red Hook Recordからのリリースです。いいですね。こういう音楽を形容する言葉あんまり見つからないんですが、電子音ミーツアコースティックジャズです。ECMのような深いリバーブが似合う即興演奏の後ろでいるようないないような…な電子音が鳴っています。
Red Hook Recordは電子音ミーツアコースティックジャズな作品をだしていてめっちゃ面白いです。こういうレーベル見つけると楽しいな。
 
bandcampがなかったのでプレスリリースを貼ります。グループこんにちはってユニットです。自分はあんまり歌物を聴かないんですが、かなりかっこいいな〜と思って聴いています。特に一曲目が好きです。原曲はボカロ曲らしい。かっこいいな〜。
別の曲だけどMVも。DIYだ。
Video preview

 昨日から久米島に来ています。色々が起こったため、今日はホテルのフリースペース的な場所で宅建の勉強をしたり本を読んだりとのんびりしている。
 来週東京へ行った折に、東京都写真美術館で「風景論以後」って展示を観る予定なのですが、せっかくなので関連する写真映像評論を読んでおこうと思い、マストドンで教えてもらった 中平卓馬著「なぜ、植物図鑑なのか」を買いました。
 内容が結構難しくて、途中で何度も最初から読み返したり、言葉の意味を調べたりして、今ようやく表題と同じ題の評論を読み終えたところです。ちな冒頭の数十ページです。
そもそもなぜ写真映像に興味をもっているのか、自分がBlenderで3DCG制作をやっていて、制作のヒントになればなぁと思って色々読んだり調べています。さらに3DCGをやっている理由を書くとアニメーションを作りたいとかドラマが欲しいとかVtuberをしたいとかではなく、イメージした世界を一人作業で作りたいっていうコントロールフリーク的な欲求にあります。
 急に「なぜ、植物図鑑か」を引用します。ここで書かれている「逆投影」が私自身の欲求とまんま合致しててうぉっとなったからです。
近代の芸術とは、要するに作家とよばれる個人に投影された世界の像、いやそうではなく反対に、作家があらかじめもつ、世界はこうであるという像の世界への逆投影であった
 さらに、中平自身が写真表現として実践していた「ブレ・ボケ」「モノクロ」「白昼を避ける」といった手法への自己批判的な言及と、それら人間中心文化を乗り越えるための実践として「植物図鑑」が語られています。
評論をまとめておこうと日記に書いたけど、なかなか理解が難しい。まだ冒頭しか読んでいないから当然だけど。そもそも読み終えられるのか?

 気づけば9月も3週目でしばらく日記を書いていなかった。最近はやりたいことが多いのに仕事が忙しいため、なかなか思うように進まずやきもきしています。そんな中今週末の3連休は久米島へ旅行。つづいて仕事のため東京へ2泊3日行きます。忙しすぎるだろ。どっかで休みとらないとダメになってしまいますね。忙しいのになぜ日記を書くのか。
やりたいこととやらないといけないことを書き連ねてみる。
やりたいこと
  • 読書(風景論以後を観る前に読んでおきたい本がある
  • TSUTAYAディスカスで借りたDVD観る
  • 曲作る
  • ポケモン
  • blenderとか
  • クロノトリガー
やらないといけないこと
  • 宅建勉強
  • ウォーキング(気分転換にもなるから苦ではない
  • 部屋の掃除
  • 仕事(😢)
 ウ、ウォー、多い。宅建は10月15日が試験日なので勉強やろうがやらまいが過ぎれば終わりなんですが。さすがに去年も落としてるので今年は受かりたい。ていうかもう勉強したくないの。仕事については勤務を減らす相談をしているので改善するかもしれないが……。
とりあえず今日は部屋の掃除してDVD観ます。と思ったけど東京での行動予定も立てないといけないな。ここに書きます。まぁそもそも自由時間がそんなにないので予定といっても…って感じなんですが。
9/21
16時半に東京着予定。この後ゲンロンカフェに行こうと思ってましたが、今HPを覗いたら満員だったので諦めます。勝手知ったる(大嘘)蒲田に宿をとっているので適当にPCいじりながら一人呑みするか。とにかく予定はありません。
9/22
午前中は風景論以後を観に行く予定(略称・連続射殺魔が観たい)。15時から仕事なので、時間と体力があれば中延の春の雨 ってアンビエントカフェに行きたい。17時には仕事終わる予定ですが。その後は決めてない。
9/23
朝の9時半に飛行機なので何もできる予定なし!bye 👋
 
では最近聴いてよかった音楽を書きます。
Blues Control、キーボードとギターのデュオなんですか、数年前に解散している模様。アンビエントの伝説Laraajiとコラボしたアルバムです。まぁアンビエントだ〜って感じ。
Blues Controlの他のアルバムは結構ガツガツしてますね。ただスモーキーな印象もあるのでわりとリラックスして聴けそう。
 
Mike Cooperです。またMike Cooperなんだ。やっぱかっこいいんですよね。下2作品はノイズやコーラジュ中心のバックトラックに合わせてMike Cooperがギターを弾いてるって感じなんですが、アンビエント感と緊張感が絶妙なんだよな。飽きずにいつまでも聴いていられる。
 
Satomimagaeの新作。Duennとのコラボらしんですが、自分はDuennさんをほとんど知らないんですよね。ダークなドローン/アンビエント作品って感じです。
過去のアルバムだとKemuriが一番印象が近いかな。こちらの方がよりヴォーカルが前に出てるしメロディックですが。
なんというか、自分はSatomimagaeのヴォーカルとMike Cooperのギタープレイに似た感覚を覚えるんですが、なんでしょうね。

 先日、家族がワークショップ兼作品販売をやるってんで観に行きました。イベントのURLを貼ろうと思ったけどなんか404になってたので断念。鋳造体験?とか色々やってました。息子の面倒見るのでいっぱいいっぱいでまったく観れてないですが…。
こんな感じで販売もしているようなのでよかったらどうぞ
絵や染め物も販売していたらしいんですが、あんまり売れなかったのかな?芸術作品を売るのってやっぱり難しいんだな〜と思ったり、あと値段の相場とかも存在するらしい。なんか、絵のサイズとかで。
 
最近はHiMを聴いています。
アルバムをCDで何枚か持っていたはずなんですが、しまい込んでしまったようでなかなか見つからないんですよね。重複して買うのものアレなんで、絶対持ってないやつだけ買いました。改めて聴き込んでみると初期作品のアンビエント+ワールドミュージック的なアプローチがとてもいいですね。リリースごとにだんだんとアンビエント感が薄れていって、アフロ・キューバン・ジャズとチェンバーポップになっていきますが。
個人的にはこれが一番好きかな。
あと地味に再録を今年だしてるんですよね。聴き比べるとDoug Scharinのドラムってわりと変遷があるのがわかる。

 最近リリースしたE.P のアートワークが納得いかなかったのでデザインの勉強をしようと思いまして、積んでいた「ノンデザイナーズ・ブック」を読み始めたんですが、仕事の臭いがしまくってやめました。学びたいのは情報を整理してみせる方法じゃないんじゃ。では なんなんですか?と考えています。構図?とか?写真の撮り方?コンセプトアートかもしれないですね。
うーん…
読むと楽しそうでは、ある。
お金払って誰かに依頼するのもいいかもしれないですね。

一昨日の8/4、Bandcamp Fridayに合わせて作品をリリースしました。↓はご厚意で載せていただいたプレスリリースです。
あと、アルバムを作るにあたって制作記録をつけてみたので興味があれば読んでみてください。あんまりたいした内容はありませんが…。
The rule book you made for me.制作日誌
2023.08.04に「まぁ良かったら読んでみてください。本当にたいしたこと書いてないけど。とりあえず一曲できた。仮名LS-100(2023.08.04追記:存在を忘れのちに思い出して没)。ギターを弾いて、フィールドレコーディングの素材を合わせるのに限界を感じてきた。マイク・クーパーのPlaying With Waterを改めて聴き啓示を待つ。まずはフィールドレコーディングでループを作ってからギターを弾いてみる。ループはだいぶできてきた気がする。展開が作れないけど、もっとループを作ってとりあえず形を成すようにする。ループとBill Orcuttの新譜を同時に流したところかなりよい。なぜならBill Orcuttが良いから。ただブルースっぽい感じでもかっこいいなと思った。ギターで展開を作るならループはあまり変化がなくてもいいかもしれん。昼、息子が寝たら録ってみる。ブルーノートスケールでやればそれっぽくなるんだろうか。ためしに1曲目冒頭のスケールを調べてみたらF#フリジアンスケールらしい。そう…録ってみる、と言ってから三日経ちようやくギターを録った。チューニングしていたら1弦が切れてしまい、貼り直すのも面倒なのでそのまま録った。まぁいいんでねという感じ。ドラムも昔録ったやつを使い回し。あとはループを配置して完成とします。ベースは、いいかな。週末に旅行へ行ったので録音してきた。新しい機材を試したかったが、準備不足で断念。そもそもマイクのケーブルがないんじゃよ。iphoneとshure MV88を使った。日中に録ったのでセミの声うるさすぎ。夜にも録りたかったけどハブが出るらしいので断念した。場所探し中ナチュラルに立ち入り禁止区域に入ってしまい、ホテルの人に止められるなど。(2023.08.04追記:この時の録音は結局使用していない。セミがうるさすぎて)朝からギター弾いた。ブルースってこんな感じじゃね?と弾く。ギター自体は悪くないと思うけど、うーんもっとループをちゃんと作り込んでから録った方がよかったかも。でもそんなわるくないのかな。Noel Akchoteのアルバムを聴いて、弦楽器がごちゃっとしてる感じもいいなーと思ったり。3曲目、かなりいい(当社比)ギターが弾けて満足(2023.08.04追記:のちに没)。サンガツの波を聴いたのがよかったのかも。ドラムはどうしようかな改めて録ろうかな。2023.06.28に録った2曲目のギターを改めて録りなおした。もう少しミニマルな感じがいいと思ったので。結果的には良くなった。しかしこれ早く出さないとまた録りなおしたくなるんじゃなかろうか。ベースも録りなおし。早く完成させてしまいたい。Minamoを聴いている。これくらいミニマムな感じが欲しい。2023.06.23に録ったギターも取り直し。nzworkdownさんがtwitterでおすすめしてたプラグインをベースにあててアンビエントっぽい感じにした。音色がかなりいい。Valhalla Super Massiveって名前かっこいいな。ベースはまた録り直すかもしれないけど、このプラグインを前提にします。ベース以外のトラックに乗っけても面白そう。とりあえず3曲それぞれの方向性が固まってきた。2023.06.30にギターだけ録っていた曲、ベースを録った。Electro-harmonix Attack Decayのエフェクターとヴァルハラのプラグインを使用。悪くないと思う。ドラムも入れようか悩み中。ループを作ってから〜ってどこへ行ったのか。録り貯めてたフィールドレコーディングの素材を使っていたけど新規で録ることを画策。正直楽器パートが一番大変なのでこの辺りは楽しんでやれそう。笹久保伸のインタビューを読んでやばいなと思う。もうすこし地元と向き合ってもいいかもしれない。秩父とは全然風景が違うけど。2023.06.18にできた!としていた曲を急に思い出す。これは没にしておく。悪くはないけれどさらに手を入れないといけないし。リリースにあと何が必要か考える。曲を完成させるのはもちろんとして、映像もほしい。プレスリリースも今回は依頼してみようと思っている。2023.06.23のベースを録りなおした。ハーモニクス連発。ベースでやることではないのでは…と思いつつ、そんなに悪くない。2023.06.30に録ったギターのオートメーションをいじいじ。いいんじゃないですか。そろそろ環境音を録る準備を始める。XLRケーブルのはんだづけ。買った方が早かったのでは…と思いつつ完成。近所の川で録音をした。いい感じに鳥とか虫の鳴き声、魚が跳ねる音が録れたが、15分程度の録音中、米軍機が爆音を鳴らしながら3機飛んでいったので絶望の気持ちに。上流では工事をやっているらしい。今日は土曜日なのでお休みだったが、平日の昼であれば工事の音も録れるかもしれない。めっちゃ嫌がられそうだが。夜。録音物を確認。32bit Floatはすごい。買ってよかったZoom F3。(2回って書いてますが3回です)子供用の椅子のカバーを洗濯機で洗ったら気持ちいいコロコロした音が聞こえたので録音。はたして使えるのだろうか。(2023.08.04追記:使いませんでした)刺激をもらうために温泉マークぽんぽこチャンネルCM制作サーバに参加。無事刺激をもらう。2023.06.30に録ったのがだんだん気に入らなくなったので捨て。新しく録り直し。「かなりいい」とはなんだったのか…。気に入らなくなる前に仕上げなければ…2023.07.26のベースを録る。まぁいいんでない。ドラムが欲しい。ドラムを録音。ドラムを録音するともう出来上がった感が出てしまう。こっからミキシング・マスタリング、アートワーク作業がある。Bandcamp Friday(8/4の16時)はまぁ間に合うとは思いつつ別日でもいいよね。プレスリリースは結構前に送ってないといけないらしく(二週間前?)断念。映像も案が出ないのでやめ。まぁねもくもくとミキシング・マスタリング。台風が到来し暴風警報が発令したので停電しないよう祈りながら作業。奇跡的に短時間の停電が数回起こっただけだった。色々ごちゃごちゃ録ったり捨てたり録り直したりしてたけど、最終的に3曲になった。深夜。停電しないことをまた祈りつつアートワークを作成。以前blenderで作っていたリミナルスペース的な画像をもとに拵えたが音源と絶望的に合わない。全てを捨てて写真を撮ろうと思ったが外は風音がすごい。諦めて色々誤魔化した。デザインを勉強することを決意。いまさらアルバムタイトルと曲名を考える。こういうのって曲作る前にコンセプト決めないといけないんじゃないですか???とか思いつつ、軍用機3機の音やPFAS汚染された近所の川について考える。フィールドレコーディングはやはり場所の力が強いので、そのまま引っ張られて曲名をつける。プロテストソング感が出たが、何も悪くないのでいっかとなった。説明文もそうなった。曲名が長いのは午前中、職場の上司がFall Out Boyのアルバムのスクショを会社のslackに載っけてるのみて、長いのいいじゃんと思ったから。Bandcamp Friday開始時の16時にリリースしようと思ったが、また夕方から暴風域に入るらしく停電したらやなので正午過ぎにリリース!しましたが、今考えたら曲のアップロードだけしといてスマホからリリース作業したら良かったんじゃない?って思いました。まぁいいか。fedibirdで告知したらindiegrabがリリース情報載っけてくれました。sabaさんありがとうございます。最後に、今回の大ボケ。
The rule book you made for me.制作日誌
最後にBandcamp Fridayで自分が買ったものはこちらに載せています。X(ex twitter)に抵抗がなければどうぞ。
 
ようやく台風がすぎてくれそうです。

スウェーデンのギタリスト、Jon Collin。溶けるようなギターアンビエントが素晴らしい。
 
あとFuck Buttonsの1st、3rdと2ndばっかり聴いていてあんまり聴いてなかったのだけれど、ミニマルでアヴァンギャルドでかっこいい。再結成しないかな。
自分の制作もちょくちょく進めています。8月中には出せそうです。あんまり時間が取れてないですが、まぁ何とかなるのでは。
 
あと仕事部屋を設けました。まだ整理中ですが、仕事や制作はこの部屋でやる予定。「設けました」といってもたいそうなものではなく、実家に住んでいた頃に使っていた部屋が、長らく放置され物置へジョブチェンジしていたので、それをめちゃくちゃ片付けたってだけですね。今まで息子もいる部屋で何もかんもしていたんですが、背が伸びて机の上にある品々をつかめちゃうようになったので移動しました。起床即作業、っていうのができなくなったのでどう影響するか。まぁ頑張ります。

 山下達郎もジャニーズも好きでも嫌いでもないし全然知らないんですが、性加害とその二次加害は嫌いなので以下の件について所感を残しておこうと思う。
 
まぁこんな感じのツイートが流れてきたので、ちゃんと反対意見を書きたくなったってだけですね。
以下のツイートが補足なのかな。スレッドとかでぶら下がってないから多分ですけど。じゃなかったらすいません。
 併せて読むと「エンターテイメント業界に横行する性的搾取は消費者一人一人が責任を自覚する必要がある。そうしないと解決しない」ってのが肝でそれには同意しますが、山下達郎を批判すべきではないってのは同意できませんでした。
 消費者の一人として、性加害へ加担してしまったかもしれないやましさに向き合うこと、山下達郎の二次加害を含む発言を批判することは両立します。というか、文中で言及されている第三者的立場で非難しているだけの人ってどなたなんでしょう。己のやましさへの向き合い方は人それぞれです。多くの人々は消費者の立場でしか関わることができませんが、声をあげることはできます。ジャニー喜多川にプロフェッショナルとして関わったミュージシャンに対し、被害者へ配慮した発言を求めるのも行動の一つだと思います。「やましさへの向き合い方」について正体不明のハードルを設けるのはよくない。
 最後に、上記のツイートとはあんまり関係ないんですが、少しだけ気になるのは著名人がやらかす時だけキャンセルカルチャー批判を持ち出す人たちなんですよね(著名人じゃなきゃキャンセルなんてされないよって人は、殴ります)。キャンセルカルチャー等々を容認するつもりはないですが。今回の件とキャンセルカルチャーをやめようなんて発信を「わざわざ」並べるのって、真っ当な批判を封じ込める方向に作用しているのではないかと思います。悪いことではないですが、まず山下達郎の二次加害をちゃんと批判するべきです。

久しぶりに小説を読んだらめっちゃ面白かった。
布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章 で紹介されていた小説。女性二人のバディもの。今まで読んできたミステリ/サスペンス作品の中でも圧倒的におもしろかったです。世界観や設定が結構ぶっ飛んでるんですが、細かいエピソードと構成が妙でまったく気にならない。一気に読んでしまった。これはマジで万人におすすめできる。
 
Nicola Rattiってアーティストが面白いです。今日ランニングしながら聴いてた。
最近、聴いてる音楽がだんだんアブストラクトになっている。自分もこういう曲を作りたいな、と思いつつ、なんで自分がこういう音楽を聴くようになったのか振り返ってもいいかもしれない。

 七夕ですね〜。特に何もやっていない。とりあえず近況でも書いておくと、最近はBlenderはあまり触ってなくて、宅建の勉強と音楽制作と運動を頑張っています。宅建はもう今年で受かってしまいたくて毎日頑張っている。
最近読んだ本はこれ。
かなり良かった。アナキズム、フェミニズムの外観を説明しつつ、作者の個人史に落とし込まれて退屈しない。
漫画なので読みやすい。刺激的な表現が多いので、1歩2歩下がって読むのがいいかもしれない。自分は以下の書評を読んだ上で読んだ。
まだ途中ですが、最近は批評の本も読んでいます。めっちゃむずい。
文中に登場する引用元の図書をどうにかして読んでみたいが、遠方の図書館にしかなく、取り寄せもできない…。
 
音楽はまぁ、Mike CooperとBill Orcuttばっかり聴いてますが、最近サンガツの「波」を改めて聴いたらかなりよかったです。
音楽作品また出してくれないかな。

 沖縄帰ってきてそろそろ二ヶ月が経ちます。早いもんで。
 

 朝起きてPCをイジイジしてたらJアラートが鳴って驚きました。北朝鮮がミサイルを発射したとのことでめちゃくちゃ怖い。怖いな〜。避難つってもどうしたらいいんだろう。沖縄は去年中国の空母が近くを通ったりでちょっと不穏な空気があります。
 

 先日の「近々3曲入りの作品をBandcampにアップするお!」みたいなことを日記に書いたと思うんですが、やめるかーとなりました。今年の初めごろにはできていた作品なんですが、時間の経過とともにあんまり好きじゃなくなったというか、聴けば聴くほどこれStorm&Stressのパクリやんけ…という気持ちが強くなり没に。まぁ気長にやります。
 最近はBill Orcuttをとにかく聴いている。フリーキーさ、ミニマルでフォーキーで…好きなものが全部詰まってる。新作も好きなんですが、Editions Megoから出てる作品も好き。
 Mike CooperもRoom40から新作を出しましたね。活動歴が長いし多作なのでこれ本当に新作か?過去作のリイシューじゃないか?と疑ってしまう。新作です。よかったね。コラボ相手ごとに雰囲気が違うので好き嫌いありそう。
 Room40ってMike Cooperのリリース以外は全部長尺なので高めのハードルがある。今は自由にできる時間がとにかく少ないのでいつかちゃんと聴きたいね。

 先日、沖縄に引っ越しました、去年くらいからちょいちょい家族を連れて一定期間を過ごしていたんですが、とうとう定住のため引っ越しました。ちょうど梅雨入りとぶちかぶってしまい、家がダンボールだらけなこともあってか湿気がやばすぎる。なんだこの島は。そしていま、この日記を東京行きの飛行機を待ちながら書いています。自分だけ仕事の都合で一日戻らなくてはいけなくったんですね〜。タイミング〜。
 あと引っ越し直前にBandcampのアーティストアカウントを開設しました。タイミング〜。ちょいちょい買ってくださる方がいらっしゃって嬉しいです。今のところ2曲公開していますが、近々3曲入りの作品をアップする予定です。
近況報告はこんな感じで、最近聴いたものでも紹介しますかね。
 
NYで活躍するサックス奏者(今作ではエレクトロニクスもやってます)、石当あゆみさんと、ギタリストのAron Namenwirth、自分が大好きなバンドStorm & Stressでドラムを叩いていたKevin Sheaのトリオです。自分は去年の11月にライブ映像を観てかっこいいなーと思ってたんですが(定期的にKevin Sheaのライブ映像を検索している)。リリースがあって嬉しいです。
Video preview
 Kevin Sheaの爆裂なドラムからカオティックなフリージャズを連想しますが、曲によっては民族音楽、物音系、ドローン、また音響派っぽいアプローチも垣間見えます。
また、こちらのトリオは現在来日中でツアーを行なっています。詳しくは石当あゆみさんのfacebookからどうぞ。自分はもう東京を離れてしまっているので観れませんが…。タイミング〜。
個人的には中村としまるさんとの共演が観たかったですね。誰か観てきてください。
 
せっかくだからStorm & Stressのライブ映像も貼っときますね。これ以外もあったら教えて欲しい。
Video preview

 先日ありましたね。Bandcamp Friday。なんか前回の記事も途中で終わった気がするんですが、今回いくつか買ったので紹介しようと思います。
 ネットレーベルtokinogakeから出たコンピレーションです。参加者はdischordサーバーに進捗をアップしながら制作したと書かれています。自分もdischordに参加しているのですが、気づいていなかったですね。個人的にはRyoji Ikeaが参加していたのがちょっと驚きました(正体不明の印象だったので…)。前の日記で紹介したfendoapも参加されてますね。
 一通り聴いてけっこう好きだったのは7トラック目、nnirror提供のventfloraです。以前にもtokinogakeからも作品をリリースしていましたね。これ買った。
 続く8トラック目も素晴らしいです。mesaelechteleって方の作なんですが。前作は見逃し(聴き逃し)ていました。ウィッシュリストには入ってるな。ちゃんと聴いてみようと思います。
 
 初めて買います。Music For Sleepさん…いったい何者なんだ….。
 かなりBotというか、youtubeで波の音とか流してそうな名前なんですが、ゆったりとした繰り返しはけっこう近いかもしれません、しかもだんだん緩むように遅くなっていきます。今聴きながら書いてるんですが、マジで眠くなってきました。アンビエント、ドローン、遅いミニマルミュージックが好きな方はおすすめです。
 Music For SleepはAndrea Porcuって方のプロジェクトらしい。出身はイタリア。イタリアって面白いミュージシャン多いな。Nicola Di Croceもイタリアだったような。
 
 で、Nicola Di Croceの過去作を買いました。
 これはかなり良い作品です。めちゃくちゃいい。本当に。マジで聴いてほしいです。もしフィールドレコーディングを聴いてみたいという方がいたらこの作品からまず聴いてみてほしいです。なんで二人しか買ってないんだ。もっと聴かれるべき作品だと思います。作曲と即興と自然音が高度に自然に混ざり合っていてマジで良い。すごいな。
 Nicola Di Croceの最新作と比較すると楽器の要素が多いです。アンビエントやドローンというよりも、Mike CooperのPlaying With Waterのようなワールドミュージックに近い趣がありますね。これも素晴らしい作品なので聴いてほしい。
 
もっと買ってるんですが、Music For Sleepのせいでマジで眠くなってきた…。続きはまた今度書きます(多分)
 

 先々週はBandcamp Fridayでした。ので買った音源です。今回は忘れないようにカレンダーに予約を入れました。
 fendoapさんの音源です。Pure Dataで作成されたアルバムらしいです。サウンドプログラミング言語って楽しそう。始めようかな。印象としてはアンビエント。連なる単音が気持ちいですね。もともとは展示会場用の音楽とのことなので、起伏もなくゆったりと聴けます。
 自分はfedoapさんの音源をいくつか購入にしていたんですが。改めて調べてみるとMax/MSPも使用しているみたいですね。作風としては粒だったフレーズからなる落ち着いた雰囲気のものが多いです。Mark Fellが好きな人におすすめ。
 
 Confront Recordings ってレーベルにハマって、三つほど音源を買いましたが、うち二つがMike Cooper参加作品だった。
 この作品はMark Wastellというチェロ奏者(今作ではパーカッションも担当)との共作です。Mike Cooperはラップスティールギター(こういうやつ)を弾いてます。音の減衰が始まるのが遅かったりして不思議な感じです。各エレクトロニクスによる増幅や反復の中でギターの弦がビビったりすると奏者の存在がチラと見えて面白い。
 
 こちらはギターデュオですね。どちらも楽器はスパニッシュギターと書いてあるんですが。何でしょうね。上で紹介した作品と比べると、冷たい雰囲気は少ないですが、擦過音だったり、叩きつけるようなハンマリングだったりと、アコースティックならではのフリーフォームな演奏が熱いです。共演者のDuck BakerはJohn ButcherやDerek Bailey、Johe Zornとも共演しているらしい。もうちょい掘りたいすね。
 
 ピアノトリオです。即興演奏ですね。プリペアドピアノにドラム、パーカッション、ダブルベースです。1曲目は本当にピアノいるんですか?ってくらい弦の音だけしてて面白い。1トラックは短いですが、通しで録音していそうな雰囲気がするので、アルバム通して聴くのもおすすめです。また、ピアニストのSteve Beresfordですが、前述のDuck Bakerとの共演してたりするみたいなんでちょっとこの辺も漁ってみようと思います。ベースのPierpaolo Martinoも即興演奏をメインに小規模のグループを結構やってそうですね。ドラマーのValentina Magalettiは…Vanishing Twinのドラマーでした。こういうのもやってるのか。
 
もっと買ったんですが、もうちょい聴き込みたいし疲れたんで終わりです。また書きますね。とにかく買ったものみせろやの人はbandcampのアカウント見ていただければ。

 変な時間に寝てしまったせいで起きてしまった。午前2時です。
もう一昨日かな。エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)を観ました。ファースト何ちゃらっていうので早朝に見たんですが、かなり目まぐるしくて寝起きの頭には刺激強すぎでしたね。まだ公開中なのでネタバレはしないんですが、BLEACHの千年血戦篇を思い出しました。多元宇宙的な物語をこれしか読んだことがないので…。
ネタバレ有りのレビューだとこの辺を読めばいいのかなと思います。
あとは名古屋在住の友人が東京にはるばる訪ねてきてくれたので、焼肉を食べたり、フグを食べたり、ロブスターロールを食べたりしました。美味しかったです。全然東京のこと知らなかったんだなぁと改めて思いました。5月初旬に沖縄へ引っ越すことが決まりこういう経験がもう難しくなると考えるとちょっと寂しい。全然執着してないけど。それに会社の親睦会に参加すれば東京までの交通費は支給されるので季節ごとに来れはするんですよね。
友人に「来る。」と「エスター」をお薦めされたのでアマプラで観るか。